取手市寺田のみうらマッサージ治療院、よう院長です。
ご来院の方の中には、病院で受診された方がよい状態の方も、いらっしゃいます。
たとえば、同じ足の浮腫でも、程度や状態、発生した経緯などによって、危ない浮腫とそうでない浮腫にザックリと分けることができます。
そういう見分けができて、「この方は施術しても大丈夫」となってから、施術を行うわけです。
この状態だと○○病があり得るな、とか、☓☓癌の可能性は?とか、そういうケースもありえます。
私達マッサージ師は人の体に触れる職業ですから、人の身体の異常をいち早く見つける位置にもいるわけです。
ですから、そういう「重篤な疾患が疑われる」患者さんには、病院で受診されることをお勧めします。
病名は、言わないのが基本だと思いますが、そのあたりはケースバイケースでしょう。
無資格の整体師やリラクゼーションセラピストの方の中には、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を無駄だとおっしゃる方もいらっしゃいます。
しかし、あん摩マッサージ指圧師養成所の3年間では、生理学、解剖学、病理学、整形外科学、臨床医学総論、臨床医学各論など、人様の体を診るために必要な医学の基礎的部分をかなりガッツリ勉強します。
もちろん、暗記しなくてはいけないことも多くて大変ですが、これが無駄なことだとは私は思いません。
これらの勉強が、有形無形に、マッサージの仕事の中で生きてきます。
患者さんご本人が気づかない体の異常をいち早く見つけ、適切な医療機関に誘導するのも、私達の仕事です。
決して、揉んで叩いておしまい、みたいな仕事ではないのです。
そして、病院で受信した結果、何事もなければそれでいいのです。
その方がいいのです。
でも、見つかるなら、早い方がいいのです。
本日もおひとり、病院に行くことをお勧めしました。
私の見立て違いであることを祈ります。
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